子育て中の勉強ログなど

結婚引越し出産で離職した30代が再就職目指して色々頑張るブログ。まさかりは優しく投げてください。

RubyKaigi2025初参加

フィヨルドブートキャンプ(以下FBC)でプログラミング学習をしているayuと申します。
4月16日〜4月18日の三日間にかけて、愛媛県松山市で開催された、RubyKaigi2025に初参加してきました。

rubykaigi.org

参加するモチベーションとしては、以下の通りでした。

  • Rubyコミュニティの雰囲気に触れる。

  • (分からなくてもいいので)発表内容に触れて自分の興味の方向性を探る。

  • 卒業が近くなってきたので色々な企業さんの雰囲気に触れる。

  • 就職活動についてメンターさんや卒業生、受講生たちと情報交換する。

Rubyコミュニティの雰囲気に触れる

関西住みかつ小さい子どもがいる状態なので、Rubyコミュニティの活動になかなか参加できていないのですが、会場にいる人ほぼ全てがRubyistという状態がとても新鮮でした。
他の言語コミュニティの雰囲気を知らないので、比較はできないのですが、全体に漂っている「楽しいことや、おもろいことやったろ!」的な空気感が素敵です。ほんと、TRICKめちゃくちゃ楽しかったです。
特に、このような大きな会(RubyKaigiやKaigi on Rails)だと、登壇しているスピーカーの方々と、私のような初学者が会話する状態が普通に発生するので、めちゃくちゃ貴重な瞬間だなと思いました。
(勇気を出せば、Matzとも話せる!)
(先輩の卒業生が「関係値バグ」と表現されていたのが最高)

発表内容に触れて自分の興味を知る

これはなかなか難易度が高かったです💦
なんせ、どの発表も理解度が1%〜15%のような状態で、知っている単語を拾うのが精一杯でした。
それでも、少なくとも昨年に初参加したKaigi on Rails2024当時よりは、ほんの2,3%は拾える単語が増えてました。

特に印象に残ったもの

自作サービスを点字関係で制作しようと思っている身としては、特にima1zumiさんのキーノート「Ruby Taught Me About Encoding Under the Hood」の文字コードのお話は印象的でした。
Unicodeで画一的にすべて統一されているものだと思っていたので、各言語体系に沿った文法ルールで組み合わせがあることが意外でした。
(確かに日本語の濁点も濁点だけで言語的には存在できないけど、Unicode上で表現はできる。)
書記素クラスタやEmiji定義も全く意識していなかったので、大幅な知識のアップデートとなりました。

また、Shioiさんの「Making TCPSocket.new "Happy"!」も大変興味深かったです。
Happy Eyeballsという通信方法を知ったというのもそうですが、対応PRを作るための試行錯誤の行程自体を見られたことが良かったです。

色々な企業さんの雰囲気に触れる

昨年参加した大阪Ruby会議やKaigi on Railsでは、「未経験の人が行っても邪魔じゃないかな?」と思ってしまい、いまいち企業ブースに近づけなかったのですが、今回はより卒業も近づいてやや吹っ切れたので結構行きました。
スタンプラリー形式だったのも大きいですね。
また、ドリンクアップにも参加して、馴染みのFBC生がいない状態でも他のエンジニアの方々と交流できたのが、自分にとっての成長でした。
また、FBC自体が話のネタにもなることが助かりました。

就職活動について情報交換

FBCではオンラインの活動が基本なので、対面の交流はこういった場でしかできません。
(もちろん、地域Rubyなどに参加すると受講生と会うこともあるし、オフラインイベントもたまに開催されてます。)
単純に、対面で色々なFBC関係者と話せたのはめちゃくちゃ楽しかったです。

就職活動については、別業界から未経験で入ろうとしている身として、
「何を優先するか」、「そのためにどういうポイントを見るか」
「自分は何を売りとしているか」、「どう見てもらうか」
等々の重要情報を教えてもらいました。
受託開発、自社サービス、といった単語ひとつとっても、無縁の世界出身なので、この「エンジニア界」の常識を早く身につけたいと思っています。

感想

シンプルな感想としては「Rubyistのお祭りという感じでとっても楽しかった」です!

もう少し真面目なお話をすると、どうしても自信のなさから初日は1歩引いたような状態だったのですが、ある著名なRubyistの方とお話した際、「〜させていただく、という表現はやめた方がいい」ということを言われ、ハッとなりました。

FBCで勉強させていただいている〜」という自己紹介を使ったのですが、これではまるで自分の意思でなく「FBCで勉強させられている」かのような受け取り方もできますよね。
エンジニアになるために勉強する道を選んだのは自分で、だからこそRubyKaigiに自分がいる、ということを改めて思った出来事でした。

現在、FBCでは最終課題となる自作サービス制作プラクティスに突入しています。
これが終了したら卒業となります。
より胸を張ってエンジニア、Rubyistと名乗れるように精進します。

余談

四国(香川県)出身なので、愛媛県が会場なのが地味に嬉しかったです。
知り合いのFBC生に勧めまくった「霧の森大福」、肝心の自分が時間がなくて買えずだったので、通販で頼む予定です😂