子育て中の勉強ログなど

結婚引越し出産で離職した30代が再就職目指して色々頑張るブログ。まさかりは優しく投げてください。

『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』感想

『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』

読了したんですが、「良い本だなぁ」と思ったので感想書きます。

(※用語を指す時は【モチベーション3.0】とします。)

どんな人にオススメな本?

全人類にオススメ〜!とまでは言わずとも、以下に当てはまる人は読んで損ないかも?

  • 会社の管理者側や教師、子を持つ親といった、人を管理したり指導したりする立場にある人
  • 自分のモチベーション(仕事に限らず色々な物事に対する意欲)に疑問を持つ人
  • 目標に向かって、頑張る方法を知りたい人

めっちゃ要約

アメとムチは前世紀の遺物。【モチベーション3.0】によると二一世紀の職場では、「自律性」「マスタリー」「目的」へとアップグレードが必要。(文庫版 323p 本書の概要 より)

読んでないと「?」って感じですが、ようするに

今の時代はガチガチに管理するより、やりたいことをやりたいようにさせた方がめ〜っちゃ生産性上がるよ!

って感じのお話でした。

モチベーションとは?

本書ではモチベーションを、人を動かすための基本ソフト(PCのOSにならってバージョンがある)としています。

【モチベーション1.0】

飢餓などの生理的・生物的な欲求を満たすための動機づけで、まさしく生きるための行為が初期の人間の行動の動機でした。

【モチベーション2.0】

これは報酬と刑罰、いわゆる飴と鞭を中心に構成されました。

「良いとされるふるまいには報酬を支払い、悪いとされるふるまいには刑罰を与える」、とっても分かりやすいですね。

【モチベーション2.0】は【モチベーション1.0】時代よりも人間の生産性を向上させ、社会を発展させました。

しかし、最近【モチベーション2.0】では説明がつかないことが多くなりました。

機能しなくなってきた【モチベーション2.0】

書籍内で出てきた例がもっとも分かりやすいです。

営利企業であるマイクロソフト社が作ったMSNエンカルタという有料百科事典と、ボランティア頼りの無償提供されるウィキペディア

前者はサービス終了(2009年)、ウィキペディアは今なお利用される超有名辞典です。

【モチベーション2.0】の考え方ならば、飴も鞭もないウィキペディアがここまで大成功することはありえないのです。

なぜ、【モチベーション2.0】が機能しなくなってきたのか。

【モチベーション2.0】は人間を一律に型に当てはめ管理するため、ルーチンタスクが主だった今までは正当に稼働していました。

ところが、技術革新によりルーチンワークは機械化や自動化が進み、求められる仕事は創造性が必要なものとなりました。

内発的動機づけ、【モチベーション3.0】とは

人間には「学びたい、創造したい、世界を良くしたい」という内部から湧き出る動機づけを本来持っている

アップデートされたモチベーションOSは人間のやる気を上記のように定義します。

【モチベーション2.0】時代のやる気は、活動によって得られる外的報酬と結びついていました。

【モチベーション3.0】では、活動それ自体によって得られる内的な充実感・満足感を報酬としています。

「ピンとこないなぁ」という方はかつての子ども時代を思い出してください。

自分自身が興味を持って「やりたい」ことを、夢中になってやった経験はないでしょうか。

私はお絵描きがそれに該当していて、誰に言われるまでもなくずっと描いていた子どもでした。

(別にそれを生業にはしていませんが、今でも趣味の一つではあります)

【モチベーション3.0】を構成する要素

【モチベーション3.0】は以下の3つで構成されています。

自律性

自己決定的であるかどうか。

本来、人間は自己決定能力を有しています。 課題、時間、手法、チームメイトなどに大きな自律性があるほど、創造性が必要な作業では大きく効率が上がります。

マスタリー(熟達)

何らかの、価値があることへの上達。

自分の能力より低すぎず、高すぎないちょうど良い課題をこなすことで得る感覚(フローというそうです)を重要視しています。

また、マスタリーの道は漸近線のように、どれほど上達を目指しても完全にマスターすることはできないとされます。

プロ中のプロが自身の状態に満足せず、頂点に立っても練習に打ち込む姿を想像してください。

「到達できないけど、目指したい」人生のエンドコンテンツみたいなものです。

目的

人間は本質的に人生の意義や目的を探す。

「自分以外のもの、人、社会などの利益に貢献する永続的な目的を人間は求める」と書籍ではみなしています。

ここ最近は企業の中でも、「営利企業でありながら利益が第一目標ではなく、利益を手段として目的を達成しようとする企業」が見られるようになりました。

また、ソフトウェア関係ではOSSOpen Source Software)が盛んですが、これも「自身以外の何かに貢献したい」という目的のための行動と考えられます。

詳しくは書籍読んでください

【モチベーション3.0】は【モチベーション2.0】のバージョンアップです。

なので、「人間は無償労働できる。」とかいうお話では全くありません。

生物学的欲求を満たすことができた、外的報酬も生活していく上では問題ない程度には得ている…

という状態のそのさらにその先の動機づけということです。

また、【モチベーション2.0】の外的報酬による動機づけも完全に過去の異物として無くすものでもありません。 前述のとおり、ルーチンタスク的作業にはまだまだうまく機能します。

(ただし、うまく【モチベーション3.0】を使えばルーチンタスク的作業を創造的な仕事に変えることもできる、と書籍では語っています。)

ここまで書いてきましたが、私の拙い文章ではあまりうまくまとめられないので、詳しくは書籍を読んでください。

書籍後半では、【モチベーション3.0】をいかにうまく動作させるかを、管理者・自分自身というそれぞれのツールキットとして書かれています。

自分用の要約

  • 飴と鞭のように、報酬と刑罰を利用して人間のモチベーションを上げることには限界がある。
  • 人間のうちから湧き出る動機を内発的動機付けといい、【モチベーション3.0】とした。
  • 【モチベーション3.0】は「自律性」「マスタリー」「目的」で構成されている。
  • 個人の立場ならば、自身の目的を見つめ直し、何にフローを感じるかを追求していく。
  • 指導者・管理者の立場ならば、コントロールを一部手放してみて、本人のやりたいことをできる環境を整えてあげる。

書籍内でお勧めされた本一覧(一部)

  • 『Finite and Infinite Games: A Vision of Life as Play and Possibility』 James P. Carse
  • 『究極の鍛錬』 ジョフ・コルヴァン
  • 『フロー体験喜びの現象学』 M・チクセントミハイ
  • 『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』 エドワード・L. デシ
  • マインドセット「やればできる! 」の研究』 キャロル・S・ドゥエック
  • 『私たち崖っぷち』 ジョシュア・フェリス
  • 『Good Work: When Excellence and Ethics Meet』 Howard E Gardner
  • 栄光と狂気―オリンピックに憑かれた男たち。』 デイビッド ハルバースタム
  • 『天才! 成功する人々の法則』 マルコム・グラッドウェル
  • リンカーン』 ドリス・カーンズ・グッドウィン
  • 『報酬主義をこえて』 アルフィ・コーン
  • 『Once a Runner: A Novel』 John L. Parker Jr.
  • 『やりとげる力』 スティーヴン プレスフィールド
  • セムラーイズム 全員参加の経営革命』 リカルド・セムラー
  • 『最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か』 ピーター・M. センゲ
  • 『バカをつくる学校』 ジョン・テイラー・ガット
  • 『子どもが体験するべき50の危険なこと』 Gever Tulley

いくつか面白そうな本があるので、読んでみたいところ。

(『子どもが体験するべき50の危険なこと』は最近ちょっと話題になってた気がする)

アソシエーション時の配列はArrayクラスではない

Railsのアソシエーションにて親モデルと子モデルの紐付けはインスタンス配列で参照できます。 アソシエーションの設定を行った後ならば、このインスタンス配列自体で削除や追加を行うと、Railsが自動的に紐付け(外部キーに親モデルのidを入れる)を行ってくれます。

# report.rb
class Report < ApplicationRecord
  has_many :comments
  ...
end

# comment.rb
class Report < ApplicationRecord
  belongs_to :report
  ...
end
r1 = Report.find(1)
comments_at_r1 = r1.comments
puts comments_at_r1 #=> [#<Comment:0x000... id: 1, ...>, #<Comment:0x000... id: 2, ...>, <Comment:0x000... id: 3, ...>]
#  この配列に追加したり削除したりすることで紐付けを行なってくれる。
new_comment = Comment.new(content: "test")
comments_at_r1 << new_comment #外部キーに自動でreport_id: 1を入れてくれる!

しかし、そのインスタンス配列はクラスはArrayではありません。ActiveRecord::Associations::CollectionProxyです。

なので、Arrayでは使えるけど、ActiveRecord::Associations::CollectionProxyでは使えないメソッドがあります。 delete_atとかdelete_ifとかはダメ。(他の候補挙げてくれるので優しい)

comments_at_r1.delete_at(1)
#=> `method_missing': undefined method `delete_at' for #<ActiveRecord::Associations::CollectionProxy ...
#Did you mean?  delete_all delete delete_by

あれ、と思ったらクラスを確認したり、methodsメソッドで使えるメソッドを確認しよう!というのが今回の気づきです。

irb(main):010:0> mentions.class
=> Mention::ActiveRecord_Associations_CollectionProxy
irb(main):011:0> mentions.class.superclass
=> ActiveRecord::Associations::CollectionProxy
irb(main):012:0> mentions.class.superclass.superclass # 全部見るならancestorsの方が便利?
=> ActiveRecord::Relation
irb(main):013:0> mentions.class.superclass.superclass.superclass
=> Object

irb(main):0014:0> mentions.methods
=>
[:strict_loading_value=,
 :create_with!,
 :from!,
 :distinct_value=,...

昨年の振り返りと今年の目標

フィヨルドブートキャンプ(以下FBC)でプログラミング学習をしているayuです。 今年なんとか卒業して就職したいと考えています。 なので昨年の進捗と現在の状況を振り返り、今後のことなどをさっくり簡単に書きたいなと思います。

昨年の進捗、現在の状況

昨年の1月23日にFBCに入会しました。以下が学習時間の状況です。

学習状況

1月時点で生後半年の子どもがいたため、育休中の夫の助けを借りて何とか2〜3時間ほどの時間を確保して勉強しておりました。 (長い育休を許可してくれた夫の仕事場と、たくさん面倒見てくれた夫に感謝ですね)

7月ごろは夫の仕事準備など、色々バタバタしてほとんど勉強できず。

8月以降は子が保育園に通い始めたため、長時間を確保できるようになりました。

1月6日時点で、学習時間累計は937.8時間。終了プラクティスは65/110です。プラクティス数だけで見るならちょうど半分くらいでしょうか。

見えてきたこと

FBC卒業への必要学習時間は平均1200時間と言われていますが、経験がある人や素養がある人も含まれた状態での数字です。

私は結構覚えるのに時間がかかる方なので、1200なんて余裕で超えちゃうだろうな〜という感じです。

年間約1000時間で半分の課程が終了なので、年内の卒業を目指すとなると昨年から1.5倍程度学習時間を増やしたいところです。

学習時間を増やす努力

子どもと一緒にいる時間はやはり子どもに意識を向けたいです。(というかフル無視して学習するのは絶対に無理)

なので、平日の保育園に行っている間の家事をどこまで凝縮・時短にして、時間を学習に向けられるかにかかっていますね。

夫がいる休日におかずをまとめて作り置きするなど、家事雑事を平日の貴重な時間からいかに締め出すかを考える必要がありそうです。

あとは子どもが寝ている朝や夜なども活用できそうです。(とはいえ、睡眠時間を削るのは健康のためにも控えたい。)

また、最近教えていただいた認知特性のお話から、自分は動画学習が向いてそうなので、Udemyの講座をいくつか取ろうと考えています。 (言葉から映像が想像できる、言語優位:ファンタジータイプ でした。他の認知特性についてはmoegiさんのこちらのブログ記事(学習時のつまずきから知った認知特性)をどうぞ。)

コミュニティで学習する意義

昨年の秋ごろから輪読会に参加するようになりました。

それまでは「ちょっと敷居が高いし、別に一人で黙々と学習するのでいいかな〜」と思っていたのですが、輪読会メリットは想像以上にありました。

  • 受講生同士で「知り合い」になることで学習意欲が高まる。
  • 定期的にその時間にPCに向かうため、学習のクセをつけることができる。
  • 他の方のPC画面を見られるので、便利なアプリやショートカットなどを知ることができる。
  • 学習に限らず、色々な事柄について情報交換ができる。

パッと思いついただけでもこれくらいあります。

FBC受講生(あるいは未経験から別の学習方法をとっている方も)には輪読会参加は大変おすすめです。

本年も頑張ります

家族の時間は大事にしつつ、しっかり勉強してFBCの名に恥じない実力をつけたいです。

本年もよろしくお願いします🙇🏻‍♀️

初学者が続けているテック系Podcast紹介!

これは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2023」の16日目の記事です。

part2はこちら「フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2023」です。

前回はtamakiさんの自作サービスの反響と改善 - Roll With IT

Kassy0220さんのRails と Rack について - cassy0220のブログでした!

はじめに

ayuと申します。現在、専業主婦で1歳の子を見つつ、フィヨルドブートキャンプで学習をしています。 家事・育児もやる毎日で、学生時代のように1日のすべての時間を勉強に捧げる、なんてことはなかなか難しい現状です。

そんな中、お皿洗い、寝かしつけ中など、作業中だけど耳は自由になれる時間でテック系や学習系のPodcastを聴き始めました。

最初は息抜き程度だったのですが、これが意外にも楽しく、また、ちょっとした知識の積み重ねにもなっています。 スキマ時間に楽しみと学習を併用したい方には是非ともおすすめしたい習慣です。 (Amazon MusicとかSpotifyとかでもいいですね!)

今回は、私が特に継続して聴いている2選(+α)をご紹介します。

一つ目 ゆるコンピュータ科学ラジオ

ゆるコンピュータ科学ラジオ

ゆるコンピュータ科学ラジオ

ゆるコンピュータ科学ラジオ

  • ゆるコンピュータ科学ラジオ
  • テクノロジー
  • ¥0
podcasts.apple.com

「ゆる言語学ラジオ」という人気Podcastの姉妹チャンネルです。 とても人気のチャンネルで、テック系を聴いているならご存知の方は多いと思います。

情報工学専門の堀元さん、言語学専門の水野さんがパーソナリティです。 知識人であるお二人が理系と文系のそれぞれの観点から、コンピューターに関することを「エンジニアではない人にも分かりやすいよう」に、ゆるく広くお話しされています。

最近の放送だと、セキュリティのお話がとても面白かったです。(セキュリティにおいて基本は攻撃者が有利。セキュリティを考える上で人間の行動を経済学から見る、等々)

社会人からプログラムを学習している身としては、「コンピューターの歴史」「そもそもアルゴリズムって?」という周辺知識、土台知識を楽しく学べることがとてもありがたいです。

二つ目 ひまじんプログラマーの週末エンジニアリングレッスン

ひまじんプログラマーの週末エンジニアリングレッスン

podcasts.apple.com

中堅エンジニアのかいちさん・ノリさんと、駆け出しエンジニアのじゅんぺーさんがパーソナリティです。

駆け出しエンジニアを中堅にレベルアップさせる!というコンセプトで、技術の説明、ソフトスキルの鍛え方等々、Webエンジニアに関するいろんな方面のお話を聞くことができます。

ラジオ初期はじゅんペーさんが働き出して数ヶ月ごろなので、「分からない加減」が非常に共感できます。

「難しい概念をビュッフェに例えて説明する」、「メソッド命名選手権」、「用語略語クイズ」といったPC関係のクスッと笑える話題から、「どうやって勉強習慣をつけるか」、「マインドハック」というビジネスパーソン的話題も多いです。

番外編

英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast

英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast

英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast

  • ケビン (Kevin's English Room)
  • 言語学
  • ¥0
podcasts.apple.com

英語系YouTuber「Kevin’s English Room」さんの雑談英語配信です。 Podcast言語学習カテゴリートップの常連さんなのでこちらもご存知の方は多いかも。

基本、プログラミング学習で求められる英語力はReadingだと思うのですが、Listeningも鍛えておいて損はないだろうということで、息抜きついでに聞いています。 (ちなみに自分はまだまだ理解しきれず、聞き流しのことが多いです…)

おすすめエピソードは、「事務作業の自動化に成功して大喜びケビン」回、「YouTubeへのアップロード自動化も挑戦中」回の2つです。

お二人ともプログラマーではありませんが、chatGPTの助けを経てPythonで作業自動化に成功しています。 成功への喜びに共感すると同時に、chatGPTの凄さや学習にどう活かすか等々、色々考えさせられるお話です。

スキマ時間も楽しみつつ学習

以上、初学者の私が主に聞いているPodcastでした。

「ゆるコンピュータ」と「Kevin’s English Room Podcast」はYoutubeにも上がっているので、会話の様子を動画で見たい!という方はそちらもおすすめです。

ちなみにテック系Podcastについて、「ゆるコンピュータ」と「ひまプロ」を挙げた理由は以下の通りです。

  • 元々初心者向けで、専門用語に説明が入る

  • 内容が高度すぎないため、ながら聞きでも楽しめる

  • 1時間に満たない程度なので、何らかの作業のお供にピッタリ

おすすめした以外にもたくさんのテック系Podcastがあり、私も時々ランキングからつまみ聞きすることもあります。

他にもおすすめのPodcastチャンネルがありましたら、ぜひ教えてください!

寝かしつけの様子(骨伝導イヤホンもおすすめですよ!)

Railsアプリのgit管理で/binが管理外に置かれてしまったことを解決

フィヨルドブートキャンプでプログラミング学習をしています。 先日、輪読会中に指摘を受けたのですが、設定ミスにより、作成しているRailsアプリ上で/binがgit管理外になっていました。

原因

グローバルなignore設定をしたgitのファイルに、自身と異なる環境の内容を記述してしまった。

流れ

特定のリポジトリでファイルを無視したい場合は.gitignoreで設定しますが、全体のグローバル設定の場合は~/.config/git/ignoreで行います。

他にも、~/.gitignore_globalファイルを作成するという方法もあり、今回は.gitignore_globalでファイル検索をしてしまい、設定ファイルを見つけるのに時間を使ってしまいました。 (推奨されるのは~/.config/git/ignoreのようです。※下記参考サイト参照) zenn.dev

また、ignore設定内容について、GitHubのテンプレートを参考にしていたのですが、VSCode環境なのに、誤ってVisualStudio.gitignoreを参考にしていました。(正しくはVisualStudioCode.gitignoreの方)

ということで、「設定ファイルの位置をちゃんと確認しておくこと」「設定内容は自身で理解しておくこと」という教訓を得ました。 (でも、初心者的には設定ファイルを1からすべて作り込むのも難易度の高い話・・・)

輪読会で力になってくれた方々に感謝!

おまけ

ignore設定をしているファイルでもgit add -fのようにfオプションをつけると強制的にaddが可能なようです。(教えていただきました。) git-scm.com

その他の参考

tbrhdys.hatenablog.com

Ruby初心者だけど大阪Ruby会議に参加してみた

Rubyめっちゃ初心者だけど、大阪Ruby会議に参加してきました。

結論としては参加して良かった!なんですが、なぜそう感じたのか、を簡潔にまとめていきます。

どれくらい初心者か

未経験からフィヨルドブートキャンプ(以下FBC)でWebエンジニアになるべく学習中の身です。

FBCではターミナル操作やGitなどの基礎知識を終わらせてからRubyラクティスに入っていきます。私は今年の3月末からRubyラクティスに入り基礎を学び始め、Railsにいたっては初めて触ったのが会議の5日前(9/4)です。

そんなホヤホヤ赤ちゃん以下の状態で、果たして得るものはあるのか??

先の知識にワクワクできる

赤ちゃん以下の状態では登壇で紹介される技術内容のほとんどは、正確な理解ができません。

ただ、技術そのものへの理解は追いつかなくても、「ある問題があって→技術を使って→結果こうなった」の「問題と結果」部分は意外と大枠くらいは伝わってきます。(登壇される方々のお話が上手いんです。)

(詳細は分からんが)そんなことできるんだ!面白そう!試してみたい!知らない話だ!という未知のワクワクが感じられます。

オフラインで人に会える

いわゆる、「○○さん実在してたんだ!」です。 まつもとゆきひろさんをはじめ、自分には雲の上のような人たちにリアルで会えます。

また、個人的にはFBCのメンター伊藤さん、togoさん、受講生、卒業生の方々に会えたのも収穫でした。 惜しむらくはオフイベ初参加で緊張のため日和ってしまい、あまりたくさん交流ができなかったことです。

Ruby関連の会社を知ることができる

目的が就職の場合は、Rubyで募集している会社さんを知ることができるのは大きいと思います。

スポンサーLTや会社ブース、登壇者の方が自社の紹介をされることもあり、その会社さんの雰囲気や風土を感じ取れます。サイトで協賛ロゴを眺めているだけでこういう空気感を知ることは、自分にはちょっと難しいです。

どういう会社さんに惹かれるか、自分のパーソナリティは合うか、どれくらい技術力を高める必要があるかを考えるきっかけになります。 あと、大阪開催ということで大阪の会社さんを知ることができたのも嬉しかったです。自分は大阪•神戸地域での就職(またはフルリモート)を考えているので。

おすすめです

初心者でもぜんぜん問題ないし(というか参加者の段階なら熟練者か初心者かは区別がつかない)、ノベルティとかももらえるし、学習への意欲は高まったし、自分としては良いこと尽くめでした。

参加後の自分の課題

FBC関係者さんに会えたは良いものの、本当にあいさつ程度の交流しかできなかったのは心残りです。次はもっとお話ししてみたい。

あとはやはり学習不足。「これ絶対すごく大事な話してるのにわからぬ😂」ということが少しでも減るように次回までに精進します。

余談

今回の参加で改めて思ったことの一つに「Rubyで未経験から始めるならFBCはやはりおすすめだ」ということがあります。

「未経験からプログラミング学習 = 半年から2年ほどの長期に渡って黙々と学習すること」であることは「それはそう」なんですが、FBCだとFBC関係者という自然な人間関係の繋がりができるんですよね。他のスクールでも同様なのかどうかはちょっと不明なんですが・・・。

でも先に業界にいる人や一緒に頑張っている人たちと接点が持てるって結構ありがたい事なんじゃないでしょうか。

フィヨルドブートキャンプ100日突破記念の感想書くよ

フィヨルドブートキャンプ(以下、FBC)の日報が100日超えたよ!を記念し、現状の感想を書きます。

フィヨルドブートキャンプとは

「現場の即戦力になれること」を目指したプログラミングスクール。 卒業まで辿り着くのがとても難しいが、やり切れば本当に技術が身につくと言われております。

あなた誰?プログラム経験歴は?

元事務系の公務員、結婚引越しで退職しました。出産育児のコンボが続き、現在は専業主婦です。
エクセルで関数いじるのがちょっと好きだったくらいで、まったくの未経験。ついでに大学は文系です。

で、実際どうなの

卒業までの道のりは長く大変だろうけど、ここを選んでよかった。

「本当に本気でIT業界目指すならめちゃくちゃ良い」と思っております。
以下良いなと思った点です。箇条書きで失礼します。

  1. 体系的に学べるカリキュラム群
  2. メンターさんが現役ITエンジニアなので実務での話が聞ける。
  3. 月額制なので自身で頑張るタイミングをコントロールできる。
  4. 学習への要求は厳しいが人は優しい。
  5. 雰囲気がコミュニティに近く、交流が盛ん。

それぞれの項目について説明します。

1. 体系的に学べるカリキュラム群

これはかなり大きいです。
ITエンジニア(プログラマ)に必要な知識は多岐に渡る上に、未経験には見分けがつかない謎技術がいっぱいあります。 プログラム言語の選択とかもどれが何やらでした。(PHPとかRubyとか)
自分もFBCに入る前に独学でできないか検討しましたが、早々に諦めました。
HTML/CSS、JS、Go 、React、Vue、MySQL、Firebase、Git…。
調べても調べても、あまりの単語の多さにどれがなんの技術やらぼんやりして分かりませんでした。
的確に学習内容を把握できるくらい地頭が良かったり、遊び感覚で楽しんで触れるくらい時間の余裕がある方は独学でも良いのかもしれません。

2. メンターさんは現役バリバリのエンジニアの方

実際の現場で活躍されている方ばかりなので、実践的な指導が受けられます。
自分はまだまだ学習進度的には浅いので、そこまで高度なお話を直接聞くことはありません。
ですがコードレビューや学習日記へのコメントに以下のように色々アドバイスいただいています。
「こういう書き方はエラーは出ないけど現場ではあんまり見ないよ」
「ここは現場だと〇〇だから△△という学習をするといいかも(本の紹介)」

3. 月額制

会費が月額制(29,800円税込)です。これには以下のメリットがあります。

  • やってみたけど合わない、となっても少額の出費で済む。
  • 休会制度があるので、忙しい時期などは支払いを停止できる。
  • 卒業が早いほど会費が浮いて節約になる。(ただし、長く在籍するとデメリットになる)

三つ目だけデメリットと表裏一体ですが、仮に1年続けるとしたら約36万。
必要な参考書を購入(約2万弱)して38万。
金銭面については色々な意見があるよねと思いつつ、自分は「このサービスでこれは安い」と感じております。

4. 学習への要求は厳しいが人は優しい

学習は講義形式ではなく、プラクティスという名称で課題が出されます。
学習内容と参考資料(サイトや本)が紹介され、その学習を通して「何を学んでほしいか、どのようになってほしいか」が掲示されます。それを参考に、自分で学習を進めていきます。
質問は推奨されていますが、手取り足取りは教えてくれません。いただく回答が、解決するためのヒントだったり、考え方だったりする場合もあります。おそらく、「業界では必須の自走力」を身につけさせるためだと思われます。
でも、未経験者らしい下手くそな質問をしても、怒られたり笑われたりすることはなく、 ちゃんと真摯に回答いただけます。
卒業が難しいという話に対して、精神的なスパルタ(順位付けされて競争させられたり)を想像される方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
学習への妥協はないと思います。が、メンター陣はとっても優しいです。

5. 雰囲気がコミュニティに近く、交流が楽しい

Discord上で受講生同士やメンターとやり取りができます。
就職後の仕事上のコミュニケーションを考えると、現場に出る前の実践の場と捉えてもいいかもしれません。
といってもスクールのイメージによくある、ビジネスライクな雰囲気は希薄です。どちらかというと社会人勉強サークルのような空気感です。
Twitterに似たような形式で、学習や日常についてのつぶやきをすることもあります。
「□□分からん」と呟くと別の受講生からヒントや回答をもらえたり、「おはよう」と呟くとおはようスタンプが返ってきたりします。
このゆるさが個人的にはとても肌に合っています。何気ない交流ですが、自分と同じように頑張ってる仲間がいると感じられ、モチベーションアップにつながります。

結論 迷っている人は試してみたらいいよ

少なくとも、自分はここで挑戦して良かったと思っています。声を大にして「オススメだー!!」と叫ぶためには、途中でドロップアウトせず、卒業まで頑張っていかねば! と思っております。
もし、入会を迷っているなら「体験期間だけやってみる」とか「1ヶ月だけやってみる」で様子見してみたらどうでしょうか。 休会退会しようとしたら責められる、なんてこともありませんよ。